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社長の声

令和3年度期首に際して「力を発揮する時」

2021-04-01
昨今より猛威をふるっております新型コロナウィルスも終息はまだ見えない状況です。
オリンピックなどについても不透明であり、今後の経済についてはどのような方向に進展を見せるかが全くわかりません。しかし暗いことばかりではなく、ワクチン接種のスケジュールが明確になってくるなど、回復の兆しを見せてきているのも確かな事実であります。少しでも早く終息し様々なことが通常にもどることが待ち遠しいです。

期首に先立ちまして、弊社の令和二年度に関しては、「働き方改革」で上げられていた「テレワーク・自宅勤務・テレピ会議」など様々な世界の変化が行われる中、昨年の4月にも記載させていただきました「ひかり電話計画」や各地域の「GIGAスクール事業」や「民間ビッグプロジェクト」のおかげで、なんとか乗り越えることができました。
しかしながら、弊社の業界が実質変動の波にさらされるのは、2~3年遅れと通例では言われております。経済的には決して上向きではない状況から、これからが弊社としては試行錯誤の時期に入ってくると思われます。
コロナ禍が弊社のような通信関係にもたらしたものをかなりざっくりまとめると「遠隔コミュニケーション」の急速的な発展だと感じました。今までもコミュニケーションツールと呼ばれるものは様々ありました。やはり他人を知ること、お互いの感覚を共有していくには「[対面]>[会話(電話)]> [文字(メール)]」という感性はいつの時代も変わっていないように感じております。ただの文字だけのメールに音声や画像を添付する。音声のみの電話にカメラを付けて顔を見ながら話す。と、言ったように移動や手間といった時間を省いた上で、より対面に近づけていくという事が発展した数年間だと思います。
導入率としてはそこまで多いとは言えないですが5GやWi-Fi6といったインフラも導入されていき、どんどん加速度的に遠隔コミュニケーションは増加していくと色々なところでも予想されております。

機器も進化していきCAT6Aなど有線関係についても今までと違う規格のものが主流になっていきます。通信業界の発展で豊かになっていく中で問題もあります。それは人材不足です。当初2015年時点では17万人の不足と言われておりましたが、2020年時点では30万人以上と言われております。今後も不足人数に関しては増加傾向にあります。それだけ存在意義のある業界であると確信を持っております。DDKグループとして、知識・技術を学び、お客様への提案・導入・サポートがいつでも可能になれるように日々精進していきます。

ここからは余談となりますが、安全なまちづくりも進み、スマートシティ(ICT等の新技術を活用しつつ、計画、整備、管理・運営等が行われ、全体最適化が図られる持続可能な都市)というものを目にすることが増えました。最近では一般家庭でも活用したものが多く含まれたスマートハウスと呼ばれる言葉も出てきました。よく耳にするところで言えば「アレクサ、〇〇して」など家電管理を音声や遠隔で操作できる仕組みです。それに様々なものが連携でき、色々なことができるようになっております。個人的にも気になっているものも多いので色々と調べてみて導入を検討してみたいと思います。
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