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社長の声

令和3年度下期にあたって 「社会的関心が高いIT関連ワード」

2021-10-01
近年、弊社事業においてクラウドPBXの案件の話を聞くことが新型コロナウイルスの影響も受けて格段に増えてきました。その他においても、どこでも繋がることをコンセプ卜にしたクラウド型サービスやツールを宣伝するCM等々も増えてきたと感じています。
個人的にも情報は見ているものの深く理解できてはおりませんが、新型コロナウイルスの影響もあり注目度があがってきているワードについてご紹介させていただきます。

(1)スーパーアプリ
スマートフォンで利用する「スーパーアプリ」です。「スーパーアプリ」とは、ひとつのアプリの中で様々なアプリを統合、日常生活のあらゆるシーンで活用できる総合的なアプリのことです。例えば、メッセージのやり取り、決済や送金、飛行機や宿泊施設・飲食店の予約といったあらゆるサービスを、スーパーアプリをひとつインストールしておくだけで利用できるようになります。LINEなども企業向け用を開発していたりと需要が高まってきています。

(2)DARQ
世界的経営コンサルティング会社が提唱した「DARQ(ダーク)」と呼ばれるテクノロジー群です。日本の大規模旅行情報サイトが量子コンピューターを採用したことで季節、地域、ユーザー属性、宿泊施設など数多の組み合わせの中から、利用者ごとに検索結果を最適化する仕組みを構築しています。検索結果における表示順序の改善により、サービス向上を実現しました。DARQを事業に取り入れた成功事例が徐々に増えており、2021年に入ってより多くの企業が事業の革新を果たすためにDARQの実用化を進めることが予想されています。

(3)IOB
ビックデータという言葉はこの業界に携わる方であれば聞いたことがあると思います。
その活用例のトレンドとして、このIOB「挙動・行動のインターネット」というものがあげられます。スマートフォンの位置情報を活用し、新型コロナウイルスの影響もあって注目されました。さらに応用が進んでいけば、個人の行動特性に合わせてパーソナライズされた情報やサービスを提供することも可能になると言われております。

(4)TX
ARやVRといった技術を活用した体験を「マルチ・エクスペリエンス」と称し、これをユーザー・エクスペリエンスと結びつける戦略として「TX (トータル・エクスペリエンス) 」が提唱されました。
接触リスクを抑え、自宅にいながら実体験に近いサービスを提供できるとされています。
例えば、VR技術を用いて自宅にいながら服の試着から購入まで行える。化粧品を買う際に商品を熟知した店員のアドバイスを聞きながら検討から購入まで行える。といった顧客の満足度に対し高い価値が発揮できると期待されています。業務においてもよりリアルな打ち合わせが可能となってきます。

新型コロナウイルス感染拡大を受け、働き方も大きく変革し、今後もこの流れは続くと予想されます。そんな時代を企業が生き抜いていく上で注目するビジネスモデルとなるのが、こういったワードの関連したツールを取り入れた「インテリジェント・コンポーザブル・ビジネス」と呼ばれるものです。
「インテリジェント・コンポーザブル・ビジネス」とは、変化する世の中の仕組みや潮流に沿って、柔軟に対応できる「コンポーザブル(選択や組み立てができること)」なビジネスモデルです。

若干認識が怪しいところもある旨、ご容赦ください。
現在のように困難に直面したとしても迅速に事業を立て直せるために、躍動的に進み、注目されたワードについてご紹介させていただきました。
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